2009年9月9日水曜日

キウイ円少し上がり気味&学会のボスの権力

キウイ円は9時前にじりじりと上がってきました。この時間帯にはこのような上昇がよくあるのであまり驚いていませんが、昨日から動きらしいものが見えないので、ここらで大きく振れていただければ大変ありがたいなあと思ってます。
明日はRBNZとBOEとBOCの政策金利の発表ですか。あれ?ECBは明日じゃない?RBNZについては据え置きという見方が支配的ですが、もしかしたら利下げもあるかもという意見もあるようで。ちょっと不安材料があるのがちょうどいいのかもしれませんが、万が一利下げとなった場合には、私にはチャンスです。当然、買い向かいます。

ドル円は92.5付近。底を打ったという印象がないんです。あまり大きく下げることもないけれど、上がったり下がったりしながら下へ向かっていく、そんなイメージを私は持ってます。

---

本日も業界ネタ。この事件、業界へのインパクトが大きいようで、私の周辺でも動きが慌ただしくなっています。わたしゃそんな悪いことしてませんし、するほどリッチな環境でもありません(笑

で、池田氏のブログ

科研費をもらった研究者なら知っていると思うが、こういう研究費の配分は大学の偏差値と学界のボスの権力で決まり、内容はほとんど関係ない。

あああ、これはあるところもあれば、ないところもあります。ということは、「ある」ということですね。研究の世界は「解る人にしか解らない」ので、どうしても責任もってやってくれそうな人にしか、お金が回せない、というところでしょうね。そこいらへんを逆手に取って、ということはもちろん全てではないにしろ、あると思います。

で、その「学会のボス」の権力に、意識して又は無意識のうちにしがみつく人達もいるかと言えばいます。ボスの周りにそういう人達がいっぱい集まって派閥というか集団というか、そういうものができてくるわけです。で、資金が割り振られるというか、ばらまかれる、と。

というわけで、研究者というのは見た目以上に下衆だったりします。もちろん私利私欲のためにやってるという人はごくわずか(と信じたい)で、ラボの部下・非雇用者や学生・院生の生活や教育・研究活動のために、「生きるために」やっていることなのです。

でも、そういう「仕方なく」的なことを惰性でやっているというところもあるわけで、新政権でこのあたりがどう変わってくのか、私は興味を持って見ています。新政権で何も変化がないとなると、日本の教育・研究・科学技術関連は暗いものになるかもしれません。