いわゆるIMM、16日付のデータが今朝発表されました。
CME Non-Commercial (2016/02/16)
[CAD] Long: 29077; Short: 74162 (Change: 1798; -5052)
[CHF] Long: 20141; Short: 24507 (Change: -215; -3117)
[GBP] Long: 36512; Short: 72767 (Change: 5487; 5442)
[JPY] Long: 84518; Short: 36617 (Change: 8707; 4038)
[EUR] Long: 113970; Short: 162175 (Change: -637; -15746)
[NZD] Long: 14465; Short: 22782 (Change: 799; -23)
[AUD] Long: 66740; Short: 63933 (Change: 2720; -5713)
チェックしている全ての通貨が、ドルに対してネットロングの増大又はネットショート減少という、珍しい事態になっています。
先週まで増大していたユーロのロングのサイズは、今回は減少。その一方でショートのサイズは引き続き減少。減少の程度はショートのほうが大きくなっています。スイスフランも同様です。
一方、円については、ロング（ドル円ショート）もショート（ドル円ロング）共にサイズが増大。結果、ネットロングが増大しています。ポンドもネットショートですが、両サイズが増えています。
オーストラリアドル、カナダドル、ニュージーランドドルはロングのサイズが大きく、ショートのサイズが小さくなっています。
オーストラリアドルはネットショートからネットロングに転換。
この、ドル売り傾向が続くのかどうか、来週のデータを待ちたいと思います。
