2016年3月19日土曜日

IMM: FOMC前のポジション調整か

いわゆるIMM、15日付のデータが今朝公表されました。

CME Non-Commercial (2016/03/15)
[CAD] Long: 31584; Short: 48410 (Change: 1034; -7921)
[CHF] Long: 22619; Short: 17357 (Change: 2884; -2507)
[GBP] Long: 62876; Short: 76495 (Change: 33512; -1874)
[JPY] Long: 79426; Short: 33937 (Change: -14441; 4403)
[EUR] Long: 90353; Short: 167908 (Change: -13812; -8164)
[NZD] Long: 20524; Short: 19234 (Change: 105; -3185)
[AUD] Long: 61544; Short: 48762 (Change: -24597; -8184)

2週続いたユーロ圏ドル買い、その他ドル売りの構図に変化あり、です。

ロングのサイズからショートのサイズを引いたネットロングが増大(又はネットショートが減少)したのがカナダドル、スイスフラン、ポンド、ニュージーランドドル。

反対に、ネットロングが減少、又は、ネットショートが増大したのが円とユーロ、オーストラリアドル。

こうなった要因の一つとして挙げられるのが、FOMC前のポジション調整。
ECB絡みの影響は、これらの数値からはなんとも言えませんね、ドル中心のデータですので。

22日付のデータに今週後半のドル売りが反映されるのか、楽しみに待ちたいと思います。