2009年9月10日木曜日

キウイ円動きなし&ロバート・キヨサキのYahooコラム

キウイ円、朝のRBNZの政策金利発表の前後で大きく落ちたようですが、その後は戻してますね。で、夕方に一度少し落ちて、また少し戻している、と。
今週はドル円の動きとは対照的に、全体的には静かな動きです。

おかげで、久しぶりに儲かってません(泣

ドル円は91に片足を突っ込んでは引っこ抜きの繰り返しで、びびってないでとっとと飛び込めと背中を押したくなりますが、押して驚かせると大慌てで陸に上がってきますので、機が熟すのをのんびり待っていようと思います。

あ、また91に落ちてきた。今度こそダイブするか?

いいぞバーバラもっとやれ。

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さて、本日は業界ネタとは別の話題。

ロバート・キヨサキのコラムはYahoo!の日本サイトにもありますが、原文は米国のサイトにあります。8月の下旬に新しいコラムが掲載されました。

"Preparing for the Worst"というタイトルです。一部引用すると、

The stock market has been going up since March 9, 2009. Talk of "green shoots" fill the air. Yet, in spite of the more positive news, I continue to recommend that people prepare for the worst.

とあり、最悪期はまだ脱していないと言っています。

また、根拠はないが最近の米国の株式相場が操作されていると信じている、政府の機関がポジティヴなコメントをするが、それを聞く度に「カエルの電気ショック」(筋肉に電気を流してジャンプさせる)を思い出す、この危機がウォールストリートや各国の中央銀行等によって引き起こされた、歳を取り401(k)プランから資金を引き上げるベビーブーマー層が今後増えるだろう、人口統計によれば老人と若者の世代間闘争に入りつつある、等、悲観的なコメントが目立ちます。

悲観的なコメントを読んで暗い気持ちになるのではなく、自分なりに対策を取るべきだという私のいつもの意見はさておき、日本がかつてor今経験してることを、将来アメリカも経験するのであろうということですね。
で、日本の場合は国債等を国内で消化しているのに対し、米国は海外に消化してもらっているわけですから、同じ問題を抱えているのなら諸々のリスクは米国の方が高いということになりますね。

そういうのとかその他の理由とあわせて判断すると、私はドル円をドルロングに出来ないのです。たとえ短期的なトレードだとしても。