2015年12月12日土曜日

IMM: 注目はユーロだったがしかし

先週のECBでのユーロ急上昇から、IMMのユーロのポジション動向が注目されていました。
今朝、今週火曜日時点のデータが公表されました。
まずは数字から。

CME Non-Commercial (2015-12-08)
[CAD] Long: 48776; Short: 88914 (Change: 10427; 11585)
[CHF] Long: 11538; Short: 37078 (Change: -6775; -6024)
[GBP] Long: 41633; Short: 65535 (Change: 3230; -1126)
[JPY] Long: 26400; Short: 94450 (Change: -4828; -11679)
[EUR] Long: 80378; Short: 252709 (Change: 1596; -8918)
[NZD] Long: 24452; Short: 15571 (Change: 1571; -2553)
[AUD] Long: 47696; Short: 81275 (Change: -367; -13436)

注目されていたユーロですが、確かにロングが増え、ショートが減りました。
がしかし、元々のサイズがでかいため、相対的な変動は微々たるもの。

ユーロ以上で注目すべきなのは、カナダドル。
原油相場が意識されてい他のか、ロングもショートもサイズが大きくなっています。

そして、カナダドルとポンド以外、ポジションサイズの縮小が顕著になっています。
特に日本円とスイスフラン、オーストラリアドル。
年末相場や原油、FOMCを意識した、ポジションの解消が目立ちます。

いよいよFOMC。そして年の瀬。いい正月を迎えたい所です。