2016年2月6日土曜日

IMM: ユーロロング増大

いわゆるIMM、今月2日付のデータが今朝発表されました

CME Non-Commercial (2016/02/02)
[CAD] Long: 30069; Short: 82489 (Change: -2698; -17097)
[CHF] Long: 25970; Short: 30665 (Change: 1038; 1230)
[GBP] Long: 32737; Short: 77755 (Change: -1959; -4478)
[JPY] Long: 82108; Short: 44863 (Change: -10520; 2261)
[EUR] Long: 96012; Short: 183085 (Change: 24566; -15576)
[NZD] Long: 13492; Short: 21928 (Change: -1674; 1362)
[AUD] Long: 51397; Short: 77565 (Change: 5116; -1514)


注目すべきはユーロ。

ここのところショートポジションの縮小が続いてはいます。今朝発表のデータでも、この傾向は継続していますが、ロングポジションのサイズが増大が顕著です。
結果として、ショートポジションのサイズからロングポジションのサイズを差し引いた、ネットショートは大きく減少。その一方でロング、ショートのポジションサイズの合計は増えています。
また、このデータは水曜日以降のユーロの上昇を織り込んだ数値ではないことも注意しておくべきです。

一方ドル円。

ロング(ドル円ショート)のサイズが減少しました。先週金曜日の日銀後のドル円急上昇の動きが反映されたのだと思われます。
ただし、ユーロと同様、水曜日以降のドル円の下落は反映されてません。

来週発表の数値、要注目です。今週水曜日以降のドル円の下落が、ユーロ主体なのか、縁主体なのか、わかるのでは。